今回のPCゲームレビューは『ニードフォースピード ペイバック』(Need for Speed Payback)です。
日本語音声・文字対応です。
EA Play(Xboxゲームパス)対応ゲーム。
派手なアクションB級映画の様なストーリーと豊富な外装カスタマイズが特徴!
個人的オススメ度6.5点(10点満点)
ポイント
6.5点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- ストーリーがあるオープンワールド・レースゲーム。
- マップをゆっくりドライブしやすい。
- 敵AIの強さを調整できる。
- 外装カスタムがマジで充実。
- MTはあり。しかしキーコンフィグなし。
- 複数台を並行的に強化必須で面倒。
- 車強化のために作業必須。それがいやなら課金。
- 車の挙動に多少の不安定感。
クリア時間目安 | 15~25時間 |
クリア難易度 | 普通 |
発売日 | 2017年11月 |
開発元 | Ghost Games |
発売元 | Electronic Arts |
ジャンル | オープンワールド・レーシングゲーム |
Xboxゲームパス対応状況 | EA Playにて対応 |
Xboxゲームパスに追加された日 |
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[ペイバック]世間の評価と対応コンソール
Need for Speed Payback 世間の評価は賛否両論
ポイント
Steamの評価
最近のレビュー→非常に好評(236件中84%好評)
全てのレビュー→非常に好評(5795件中88%好評)
Metacritic
PC版
メタスコア→62
ユーザースコア→3.8
PS4版
メタスコア→61
ユーザースコア→4.3
Xbox one版
メタスコア→61
ユーザースコア→3.9
3つのコンソールに対応している
PC・PS4・Xbox oneに対応。
EA Plya対応ゲーム(Xboxゲームパス)
ニードフォースピード ペイバックはどんなゲーム?
「Payback=復習」ストーリー中心のオープンワールドレースゲーム
「ニードフォースピード ペイバック」はアメリカのラスベガスを模した架空都市「ファーチュンバレー」が舞台。
フォーチュンバレーは街・砂漠・山など様々なロケーションがあり、なかなか探索が楽しいオープンワールドです。
一般車の交通量が多めで、レースの際かなり邪魔になるのも特徴。
広さは普通(他のオープンワールド・レースゲーム比)です。
マップの瞬間移動であるファストトラベルは特定の場所(ガレージ・ガソリンスタンド等)のみ可能。
イベントに直接移動は不可なので、ある程度の自走は必要です。
ニードフォースピード「ペイバック」のレースゲームとしての特徴
- ちゃんとしたストーリーがある。
- 敵AIの強さ変更できる。
- 登場車種が多い。
- ストーリーが進行しないと強い車に乗れない。
- 5種類の車を並行して強化する必要がある。
- 車の強化が面倒くさい。
車の挙動並びに操作性は非リアル志向(非現実のゲーム挙動)です。
操作性はフワフワした挙動で多少のクセがあるイメージです。
敵車AIは普通に突っ込んできます。接触が普通でペナルティなどはありません。
視点は5種類から選べる。(後方接近・後方遠方・アクション・バンパー・ボンネット)
残念だが運転席視点はない。
3人の主人公が協力して復習を目指す
ストーリーは3人の主人公がいる。
ペイバック=復習・報復の物語となっていて、迫力のあるムービーシーンが印象的。
主人公はそれぞれ自分の担当レースカテゴリーの車に乗り戦って行く。
イベントの種類は
- スプリントバトル→ストリートの1区間を一番早く走りゴール。
- サーキットバトル→周回コースを1番でゴール。
- オフロードバトル→オフロードコースを走り、一番でゴール。
- ドラッグレース→1対1、街中でドラッグレース。
- 流しのレーサー→マップ上を走るレーサーに勝負を挑む
- ドリフトトライアル→ドリフトで高得点を狙う
- タイムトライアル→特定ルートで最速タイムを目指す。
他にも警察チェイス・運び屋ミッション・トラップコンテナ・アクティビティなど挑戦できるイベント多数あり。
イベントの種類は豊富ですべてコンプリートするにはかなりの時間が必要です。
マップ上には収集アイテムとして看板・ギャンブラーのチップ・廃品パーツがある。
車は5つのカテゴリーに分かれている
「ペイバック」では車はイベントで稼いだお金を使い、ディーラーで購入する。
ストーリーを進めるためにははバトル・ドリフト・ドラッグ・オフロード・レースそれぞれ別の車を用意して強化する必要がある。
カテゴリーごとの車を強化するのは結構大変。
ストーリーのイベントをクリアしているだけでは、到底すべての車を強化するのは不可能です。
強化のため作業orリアルマネーで課金 どちらかが必要です。
車の強化はカードを使い行う。
車の強化にはスピードカードを使う。
ハッキリいってレースゲームの強化システムとしては面倒くさい部類に入る。
カードは強化カテゴリーが6つあり、レベルやメーカーがある。
入手方法はイベントのクリア報酬・店での購入・課金など。
いらないカード3枚を使って別のカード1枚を貰えるガチャ要素もある。
カードはその車種専用で使いまわしはできない。
また店の品揃えは時間経過で随時変更される。
希望のカードを揃えるにはかなりの手間が必要となる。
外装のカスタムは種類も豊富でとても良いです。
車の細かいセッティングはほぼできません。
オンラインマルチは独立で敷居が高い。
「ペイバック」のオンラインマルチ対戦はマップからではなく、別途マルチサーバーに接続が必要となる。
サーバー接続の待ち時間等を考えると少し敷居が高いです。
最大8人での対戦が可能です。
ニードフォースピード ペイバックの良い所
ストーリーがあるのはうれしい
レースゲームにはストーリーがないもの、あってもかなり薄い話の場合が多い。
しかし本作ではしっかりとしたストーリーが展開している。
内容はB級アクション映画といった感じだがムービーシーンもしっかりとしている。
日本語の吹き替えも良く個人的には楽しめました。
圧倒的な外装カスタム要素がすごい
とにかく外装のカスタムの幅がすごい。
塗装の色や種類・エアロパーツなど通常でもカスタムできる項目に加えて、ナイトロ色・タイヤスモークの色・アンダーネオンの色まで変更が可能。
私が今までプレイしてきたレースゲームの中でも、外装のカスタム可能項目はNo1です。
オープンワールドのマップをゆっくりドライブできる
「ペイバック」では通常マップ走行時にむやみに警察に追われることがありません。
様々なロケーションがあるマップをゆっくりドライブして探索するのに最適のゲームです。
広大なフォーチュンバレーをレースを忘れて、ゆっくりドライブしてみてはいかがでしょうか?
ニードフォースピード ペイバックの不満点
複数台の車を並行して強化するのが面倒
ストーリ進行のためにはカテゴリーの異なる複数の車両を並行して強化しないといけない。
最初からそれなりにこのゲームをやり込む予定の場合は問題にはならない。
ストーリーだけをプレイして早めにクリアしたい人にとってはかなり負担になります。
課金をすればこの問題は解決できる。
しかし課金なしの場合は地道にお金稼ぎが必要となるでしょう。
一般車が多すぎ
他のオープンワールドレースゲームに比べ一般車が多いです。
特に街中でのレースになると一般車との接触が多くなりストレスになります。
また一部微妙な接触判定があり、少しの接触でもクラッシュになる場合がある。
マニュアル操作は可能だがコントローラーコンフィグが不可
ミッションはATとMTから選択可能。
しかしコントロラーのボタン配置が2種類に固定されています。
自分の好きなボタン配置にできないのでMTは使いづらく断念しました。
プレイ後の感想とまとめ
「ニードフォースピード ペイバック」プレイ後の素直な感想
車の強化方法が多少負担に感じた。
外装カスタムは最高レベルだった。
しっかりとしたストーリーがある。外装カスタムの幅は最高レベル。
車を並行して強化する必要性。一般車がレース中に邪魔。
こんな方におすすめ
車の外観カスタムが好きな方。
ゲームでゆっくりドライブが好きな方。
車の種類も多い。自分の好きな車を自由にカスタムできる。
広大なオープンワールドをゆっくりドライブするには最適なゲームです。
こんな方にはおすすめしません
ストーリーに関係するイベントだけをプレイして、早くクリアしたい方。
ドリフトやドラッグレースをプレイしたくない方。
ストーリイベントだけをプレイしていては、車の強化不足で先に進めません。(課金すれば可能)
ゲームを進めるためには、ドリフトやドラッグレースのプレイは必須です。
『ニードフォースピード』シリーズのおすすめ紹介。各作品の特徴もあり。
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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。