今回のPCゲームレビューは『Need for Speed Rivals』(ニード・フォー・スピード ライバルズ)です。
日本語対応です。(音声&インターフェース)
EA Play(Xboxゲームパス)対応ゲーム。
レーサーと警察、両方の立場をプレイできる。
様々なガジェットでライバルを攻撃できる、戦うレースゲーム!

個人的オススメ度6.5点(10点満点)
6.5点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- レーサーと警察どちらの陣営でもプレイできる。
- 車での鬼ごっこ。純粋なスピードを競うゲームではない。
- 珍しいスーパーカーのパトカー仕様。
- 郊外を猛スピードで駆け抜ける楽しさ。
- 実質ストーリーなし。(一応、主人公が二人いる)
- 常時オンランのため、一時停止不可。
- コントローラーのボタン配置変更不可。
- シフトのマニュアル操作はなし。
- 視点が2種類のみ。
- 使用可能車種は少なめ。
クリア時間目安 | |
クリア難易度 | 普通 |
発売日 | 2013年11月 |
開発元 | Criterion Games |
発売元 | Electronic Arts |
ジャンル | オープンワールド・レーシングゲーム |
Xboxゲームパス対応状況 | EA Playにて対応 |
Xboxゲームパスに追加された日 |
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「Rivals」世間の評価と対応コンソール

タイトルロゴ
世間の評価=専門家は高評価・一般ユーザーは微妙な評価
ポイント
Steamの評価
最近のレビュー→やや好評(78件中78%好評)
全てのレビュー→やや好評(2385件中76%好評)
Metacritic
PC版
メタスコア→76
ユーザースコア→3.7
PS3版
メタスコア→80
ユーザースコア→5.3
PS4版
メタスコア→80
ユーザースコア→6.2
Xbox 360版
メタスコア→76
ユーザースコア→5.6
Xbox one版
メタスコア→75
ユーザースコア→5.8

ニード・フォー・スピード ライバルズは5つのコンソール対応
PC・PS3・PS4・Xbox 360・Xbox oneに対応しています。
EA Plya対応(XboxゲームパスでもOK)
Need for Speed Rivalsはどんなゲームか?

警察とレーサーを任意で切り替えできる
ニード・フォー・スピード ライバルズは一粒で二度おいしいレースゲーム
「Need for Speed Rivals」はアメリカの架空都市「レッドビュー カウンティ」が舞台です。
郊外が中心でハイウェイ・山道・砂漠・海岸など。ビル群など街中ではありません。
マップの広さはやや狭い~普通(他のオープンワールド・レースゲーム比)です。
ファストトラベルは片道だけ可能です。
ガレージからはマップ上の好きなイベントに移動可能です。
しかしマップ上からはファストトラベルは不可。
数あるニード・フォー・スピードシリーズの中で「Rivals」の特徴は
- 警察とレーサー二つの陣営でプレイ可能。
- ストーリーは、ほぼない。
- 基本的に常時オンライン接続のマップで進行する。
- スピードを競う純粋なレースは少ない。
- 車の耐久度メーターがある。
- ガジェット(武器等)が使用可能。
レースゲームとしては完全に非リアル系(非現実のゲーム挙動)に分類されます。
ゲームの基本としてレーサー対警察の構図があります。
どちらの陣営としてプレイしてもレースを普通に走るのではなく、相手陣営を倒すor逃げ切るがプラスされるのが特徴です。

プレイヤーは警察かレーサーを選択して進めていきます。
警察とレーサーの切り替えはいつでも可能。
どちらか一方を優先して進めても、交互にプレイしてもOK。

ストーリは無いようなもの。基本常時オンライン接続のマップ。
ストーリーは一応あり主人公もいます。警察側は「フェイト」レーサー側は「ゼファー」です。
しかしチャプター開始時に主人公によるポエム的な語りが流れるだけで、内容はほぼありません。
実質ストーリーは無いと言っても過言ではありません。
基本的に警察・レーサー共に同じ流れで進行します。
チャプターに区切られており、チャプター開始時に3つあるミッションの中から好きなミッションを選ぶ。
マップに出てミッション内容をクリアしてガレージに戻ると次のチャプターに進める。これの繰り返しです。

3種類のミッションから好きなものを選ぶ。
マップの特定の位置から開始するイベント。
ライバルマシンに接近時に開始できるバトル(レーサー同士の対戦)or追跡(警察対レーサー)があります。
イベントの種類、警察は3種類
- ホット・パースト→レース中のレーサーを指定台数確保する。
- ラピッド・レスポンス→マップに表示されるルートを指定タイムより早くゴール。
- インターセプター→イベント開始直後に現れるレーサーを確保する。
レーサーは4種類
- タイムトライアル→指定ルートを一人で走りタイムを競う。
- インターセプター→開始直後に現れる警察から逃げ切る。
- レース→複数のライバルとレース。
- ホット・パースト→ルールはレースと同じだが、警察の追跡がある状態。
他にはマップ上にあるスピードカメラやジャンプスポットの記録をフレンドと競う「コレクション」もある。

「Rivals」では基本的に常時オンラインに接続されたマップで進行する。
マップには自分以外にもオンラインで接続されたプレイヤーが存在しています。
最大で6人が同一マップに接続され、お互いに干渉することが可能です。
警察陣営同士なら協力してレーサーを捕まえる、レーサー同士なら対決など関わり合いはプレイヤー次第。
マッチングは選択が可能。誰ともマッチングしないことも可能です。
- パブリック→ランクが近い人とマッチング
- フレンド→フレンドかフレンドが招待した人とマッチング
- プライベート→シングルプレイ。フレンド招待可能。
- シングル→シングルプレイ。
使用可能車種は少なめ。セッティング不可。ガジェットは数種類。
警察とレーサーでは使用できる車種は若干違う。
警察はランクアップで無料で車をGetできます。
レーサーはイベント等で稼いだお金で購入します。
登場する車種は他のレースゲームに比べると少ない印象を受けます。
フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーが多く登場。
サスペンションの設定などセッティングはできません。
できる改造は警察側はガジェットの装備変更とナンバープレート。
レーサー側は塗装変更・デカール・ナンバーなど外装変更に加えて、ガジェットの装備変更・最高速アップ等の性能アップグレードが可能です。
ガジェットは数種類あります。
実際に存在するスパイクベルトやEMPなどの他に電磁フィールドを発生させてライバルを弾き飛ばすガジェットもあります。
また「Rivals」では耐久値メーターがあり、これがゼロになるとイベント失敗やガレージに強制帰還となる。
レースゲームで耐久値メーターがあるのは珍しいです。
Need for Speed Rivalsの良かった所

郊外中心のマップでスピードが出しやすい
郊外中心のマップで走りやすい
「Rivals」は郊外の広い道路や直線道路が多く、車はスーパーカーが中心です。
走りやすい道路+スーパーカーでとにかく最高速がすごい。
現実ではまず不可能な400キロ付近の世界を体感できる。
街中の入り組んだマップは苦手で開放感あふれる場所で走りたい方にはおすすめ
操作性良好でドリフトも簡単
完全に非リアルのゲーム挙動ですが操作性は良好です。
操作に対する反応も良く、変なクセもないと感じました。
ドリフトの滑り出しも簡単でドリフト中のコントロールも簡単な部類です。
シームレスで簡単にオンライン対戦ができる
常時オンライン接続のマップでのプレイです。
マップ上に他オンラインプレイヤーを見つけたらボタン一つで対戦を申し込める。
いちいち専用のサーバーに入ることなく、通常マップでシームレスにオンライン対戦できるのは良い。
Need for Speed Rivalsの不満点

日本車の登場は少ない。画像は日産GT-R
コントローラーの配置変更ができない
コントローラーのキーコンフィグ機能がありません。
本作ではボタン配置の変更ができません。本当に不満です。
マップ上で一時停止不可
常時オンライン接続のゲームの宿命ですが一時停止できません。
仕様のためどうしようもないですが、かなり不便です。
いきなりサーバー移動させられる
たまにいきなりゲームが中断されサーバーを移動させられます。
そのサーバーにいた人、全員が同時に移動させられるので私の問題ではなく、ゲーム側の問題だと思います。
白熱したバトル中にいきなりゲーム側の都合で中断は不満です。
後方視点の位置が不満
「Rivals」ではバンパー視点と後方視点の2種類しかありません。
これは好みの問題ですが、後方視点の位置が車に近くまた低いので見にくいと感じました。
せめて後方視点は近くと遠く2種類用意して欲しいですよね。
プレイ後の感想とまとめ

ガジェットの使い方はかなり重要だ
「Need for Speed Rivals」をプレイ後の素直な感想

しかし結局やっていることは同じで単調。
イベントの種類と乗れる車種も少なめで飽きやすいかも。
郊外の広い道路中心でスピード感を味わえる。
シームレスで気軽にオンライン対戦可能。
コントローラーのボタン配置変更不可。
常時オンライン接続ならではの不満点もある。
こんな方におすすめ
気軽にオンライン対戦をしたい方
オンライン対戦の待ち時間が面倒くさい方や気を使ってなかなか対戦できない方は気軽にオンライン対戦できる本作はおすすめです。
こんな方にはおすすめしません
普通のレースをしたい方。
ゆっくりとオープンワールドを探索したい方。
本作はライバルカーを倒すのがメインのゲームです。
純粋なレースゲームを期待する人にはおすすめできません。
マップ上のいたる所でカーチェイスが行われているので、ゆっくり探索が好きな方には向かないと思います。
そこら中でパトカーのサイレンが鳴り響いているのでゆっくりできません。
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『ニードフォースピード』シリーズのおすすめ紹介。各作品の特徴もあり。
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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。
