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EA Play対応

『Need for Speed Unbound』を評価&レビュー

今回のゲームレビューは『Need for Speed Unbound』(ニード・フォー・スピード・アンバウンド)です。

 

本作はEAの人気レースゲームシリーズ「Need for Speedシリーズ」の現時点での最新作品です。

日本語対応。

トゥーン調のキャラクターとアニメ調のエフェクトが特徴的なカジュアル志向のレースゲーム。

この記事ではニード・フォー・スピードシリーズの過去作もほぼ制覇している、レースゲーム好きの私が感じたことを紹介します。

Need for Speed Unboundの特徴・良かった所・悪かった所を記載しています。

※主にシングルモード(ストーリーモード)の感想&評価です。

たへい
ニード・フォー・スピードシリーズの最新作ながら、評価は微妙かもしれません。

個人的オススメ度5.5点(10点満点)

5.5点の理由

最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ

  • コントローラーのボタン設定が不可
  • シングルプレイ(ストーリー)とオンラインモードで車が共用できない。
  • ストーリーがあるレースゲーム
  • 難易度を下げても敵車が強い
  • フォストトラベルがない
  • グラフィックがキレイ
  • レースライン表示がない
  • お金が足りない
  • リトライ回数に制限あり
  • インスタントリプレイなし
  • 空中でもハンドルが効く、完全なるカジュアル志向
  • 警察のしつこさは過去作と同様程度(結構キツイ)
クリア時間目安18時間~25時間
クリア難易度普通~やや難
発売日2022年12月
開発元Criterion Games
発売元Electronic Arts
ジャンルオープンワールド・レーシングゲーム
Xboxゲームパス対応状況EA Playにて対応
Xboxゲームパスに追加された日     

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ニード フォー スピード アンバウンド 世間の評価&対応コンソール

NFS UNBOUDNタイトル文字

世間の評価は賛否両論

ポイント

Steamの評価

最近のレビュー→賛否両論(1276件中60%好評)
全てのレビュー→賛否両論(26490件中62%好評)

Metacritic

メタスコア→77
ユーザースコア→5.9

たへい
人気シリーズの作品の割には、世間の評価は高くないです。

3つのコンソールに対応

PlayStation 5・Xbox Series X/S・Microsoft Windowsで発売。

EA Play対応。

Need for Speed Unboundはどんなゲーム?

NFS UNBOUDN ビジュアル

アメリカの架空都市を舞台としたオープンワールドが舞台

アメリカの架空都市「レイクショア」が舞台です。

個人的な感想ですが、全体的に暗い印象を受ける街だと感じました。

マップは過去作と同程度の広さで、広くもなく、狭くもなく。

街には探索要素として、ストリートアート・看板破壊・スピードトラップなどの要素もあります。

ストーリーはあるが、かなり浅い

主人公が街のストリートレースで頂点を目指すストーリーです。

かなり内容は薄い印象で、特に盛り上がりもなく終了した印象。

ストリートレースと警察チェイスが主な内容

本作はストリートレースを繰り返し、お金を稼ぎ、ストーリーを進行していきます。

レースの種類は、ストリートレース・ドリフト・ポイントレースに大別されます。

レースをするごとに警察の警戒が高まり、パトカーに追われる頻度が上がります。

警察に捕獲されてしまうと、その日稼いだ賞金が没収されます。

賞金が高いレースほど警察の警戒度が高まるので、実行するレースの選択が攻略の鍵になります。

NFS UNBOUDN4

派手で強調されたエフェクトが特徴的

Need for Speed Unboundの最大の特徴と言えるのは「派手なエフェクト」です。

ドリフトを使用した時・ブーストを使用した時・ジャンプした時などカラフルで派手なエフェクトが表示されます。

このエフェクトはたくさんの種類があり、ゲームを進行すると順次入手が可能です。

NFS UNBOUDN6

カジュアル志向のレースゲーム

本作はカジュアル志向のレースゲームです。

レースゲームは一般的にリアル志向とカジュアル志向に大別されます。

リアル志向は車の挙動が現実的な動きをします。グランツーリスモなどがリアル志向の代表格です。

そして本作ですが、かなり非現実なカジュアル挙動をします。

一例を上げると、空中にジャンプした状態でタイヤが地面に接地していないのに、ハンドル操作可能です。

基本のレースは3種類

主なレースは3種類あります。

レース・ドリフト・テイクオーバーの3種類です。

レースはライバルと順位を競う一般的なレース。

ドリフトはドリフトを実行してポイントを競います。

テイクオーバーはドリフト・破壊・ジャンプなど様々な行動でポイントをゲットし、競います。

街中にはアクティビティが多数配置

スピードトラップ・ドリフトゾーンなど多数のアクティビティが配置されています。

記録を更新することで、お金も入手できるので、すべてのアクティビティ制覇を目指すのもありです。

もちろん、一切無視してストーリーを進めることも可能。

セッティング項目は最低限

大まかなセッティング変更が可能で、ドライビングの傾向を変えることが可能です。

リアル志向のレースゲームの様に、細かなセッティング変更はできません。

NFS UNBOUDN7

Need for Speed Unboundの良かった所

車のカスタマイズ性の豊富さは健在

Need for Speedシリーズの特徴のひとつである、車のカスタマイズの豊富さは本作でも健在です。

エアロパーツ・アンダーネオン・排気音など様々なカスタマイズが可能。

ペイントは他の人が作成して公開している物を簡単に適用できます。

そのため、自分でうまく作成できなくても、かっこいいペイントを実装可能。

グラフィックは素晴らしい

グラフィックは美しく、車両や街並みの表現は評判も良好。

NFS UNBOUDN8

レースゲームとして及第点

数々のレースゲームをプレイしてきましたが、本作は平均点以上のレースゲームだと思います。

さすがに有名レースゲームシリーズだけあって、基本的には万人が楽しめる内容だと感じました。

Need for Speed Unboundの悪かった所

NFS UNBOUDN12

お金が足りない・貯まらない

とにかくお金が足りません。貯まりません。

特に序盤は厳しく、新しい車の購入はとても無理。

序盤からいろいろな車を乗りたいと考える人は、このゲームはやめた方がいいと思います。

序盤では、時間をかけて地道にお金を稼ぐという方法も厳しいのが本作です。

敵が強い・一般車が邪魔

難易度を最低にしても、敵が強いと感じます。

私は普通の難易度でプレイしましたが、チュートリアルである初レースで勝利出来ませんでした。

レースゲームのチュートリアルレースで勝利出来なかったのはこのゲームが初めてです。

 

本作は街中を走行するストリートレースがメインです。

そのため一般車が多く走行するルートでレースが行われるため、一般車を避けて走行するスキルが必要となります。

ゲームの後半では自分の車の速度も上がりますので、一般車を避けるためにはかなりの集中が必要です。

ファストトラベルが不可

オープンワールドゲームでお馴染みのファストトラベル(高速移動)がありません。

レースの開始地点までの移動が自走なのでマップの端まで移動が必要な時などは、かなり苦痛でした。

シングル(ストーリー)とオンラインで車を共用できない

シングルプレイ(ストーリーモード)とオンラインで車を共用不可です。

厳密には車自体は両方で使用できるのですが、改造内容などが共用ではありません。

シングルとオンラインは別物です。改造状態を共有しません。

例えば、シングルモードでフル改造した車種であっても、オンラインモードでは純正の状態から始まります。

さらにシングルとオンラインはお金も別なので、それぞれのモードで別々にお金を稼ぐ必要があるのです。

レースライン表示がない&インスタントリプレイがない

近年のレースゲームでは多く搭載されている、レースライン表示やインスタントリプレイがありません。

・レースライン表示なし

一応コーナーでは矢印で進行方向が表示されたりするのですが、コースが街中が中心のため分かりにくいです。

特にゲーム後半の速度が速い車に乗っている場合はコースを見失いやすいので苦労しました。

NFS UNBOUDN9

・インスタントリプレイなし

コースミスや他車との衝突など大きなミスをした時に便利な、時間を少し巻き戻せる機能がインスタントリプレイです。

残念ながら本作にその機能がないので、このゲームの難易度を高い要因の一つになっています。

リトライ回数が制限がある

リトライ回数に制限があり、1日(ゲーム内時間)に4回しかリトライが使用できません。

これはかなり厳しいと感じました。

コースアウトした際や、一般車に衝突した時なではその時点で勝利の可能性が消えます。

そんな時には従来のレースゲームだと気軽にリトライを選択できましたが、本作では回数制限があるため、諦めることが多かったです。

NFS UNBOUDN3

コントローラーのボタン設定不可&運転席視点がない

・コントローラーのキーコンフィグができません。

レースゲームではシフトチェンジのボタンを自分好みに設定したい自分にとってはかなり不満でした。

マニュアルシフトを使用したかったですが、シフトチェンジボタンを変更できず断念しました。

・運転席視点がありません。

後方視点やボンネット視点などはありますが、運転席視点がありません。

個人的には最近の高グラフィックのレースゲームは運転席視点でプレイしたいので、かなり残念でした。

Need for Speed Unboundレビューのまとめ

NFS UNBOUDN13

この記事ではNeed for Speed Unbound (ニード・フォー・スピード・アンバウンド)の個人的なレビュー&感想を記載しました。

 

主にシングルモード(ストーリーモード)のゲーム内容・良かった所・悪かった所を紹介しました。

総合して評価すると

グラフィックが良く・車のカスタマイズ性に優れている。

難易度が高め、不満点が多く、過去のニードフォースピードシリーズに比べて進化を感じない。

ニード・フォー・スピード・アンバウンドに対して、個人的にはこんな感想を持ちました。

たへい
少し不満点の多いレースゲームでしたが、平均点以上のレースゲームだとは思います。

個人的には前作のヒートの方がオススメです。

今回の記事はこれにて終了です。ありがとうございました

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