今回のPCゲームレビューは『Need for Speed Hot Pursuit Remastered』(ニードフォースピード ホットパースート リマスター)です。
日本語あり。EA Play(Xboxゲームパス)対応。
2010年発売の同名ゲームのリマスター版です。
リマスター版の変更点
- グラフィックがキレイになった。
- オンラインマルチ対戦がクロスプレイ対応。
- DLC全部入り
- その他細々とした変更(使える車が多少違う・車のカラーリング変更など
ゲームの内容は特に変更はありません。
現在EA Play対応のニードフォースピードシリーズの中で唯一オープンワールドではありません。
ミッション制でストリートレーサー側と警察側を選んでプレイできる。

個人的オススメ度6点(10点満点)
6点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- ストーリーなし。
- オープンワールドではない。
- オートログシステムによるフレンド記録との対戦。
- 敵CPUは強め。難易度変更不可。
- MTは不可。ATのみ。
- 車のセッティングやカスタムはできない。(カラー・デカール変更のみ)
- 挙動はひと昔前のアーケード挙動。
クリア時間目安 | |
クリア難易度 | |
発売日 | 2020年11月 |
開発元 | Stellar Entertainment Limited |
発売元 | Electronic Arts |
ジャンル | レーシングゲーム |
Xboxゲームパス対応状況 | EA Playにて対応 |
Xboxゲームパスに追加された日 |
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Need for Speed Hot Pursuit Remastered 世間の評価&対応コンソール

タイトルロゴ
NFS ホットパースート リマスターの世間の評価は賛否両論
世間の評価
Steamの評価
最近のレビュー→やや好評(259件中79%好評)
全てのレビュー→やや好評(2507件中78%好評)
Metacritic
PC版
メタスコア→75
ユーザースコア→4.3
PS4版
メタスコア→75
ユーザースコア→4.5
Xbox one版
メタスコア→77
ユーザースコア→6.5
Xbox Series X版
メタスコア→N
ユーザースコア→6.9
Switch版
メタスコア→74
ユーザースコア→7.5

多数のコンソールから発売されている
PC・PS4・Xbox one・Xbox s/x・switichから発売されている。
EA Playに対応(XboxゲームパスでもOK)
Need for Speed Hot Pursuit Remasteredはどんなゲーム?

マップに点在するミッション。ゲーム進行と共に増えていく。
NFS ホットパースート リマスターは2つの陣営が楽しめるミッション制レースゲーム
Need for Speed Hot Pursuit Remasteredは「シークレストカウンティ」が舞台のミッション制のレーシングゲーム。
オープンワールドではなく、マップに点在するレースミッションを攻略していきます。
ミッションはレーサーサイドと警察サイドに分かれている。
操作感や車の挙動は完全に非現実のアーケード挙動です。
壁に接触しても跳ね返りダメージもあまりないレースゲーム仕様。

ストーリーはなく、ひたすらミッションを繰り返します。
ミッションをクリアしてポイントが貯まるとレベルが上がりミッションも増え、車の種類も増えていきます。
75種類以上の車が登場。
視点変更は後方視点・ボンネット視点・バンパー視点の3パターン。
ミッションの種類はレーサーサイドと警察サイドで分かれています。
レーサーサイド
- ホット・パースト→警察の介入ありの他レーサーとのレース。
- レース→純粋なレースで他レーサーと戦う。
- タイムトライアル→単独で目標タイム以内にゴールを目指す。
- 対決→腕利きレーサーと一対一の対決。
- ガントレット→タイムトライアル中に警察の介入あり。
基本的には一番でゴールor目標タイムクリアが目標。
警察サイド
- ホット・パースト→レース中のレーサー達をテイクダウンしてレースを止める。
- インターセプター→レーサーをできるだけ早く捕まえる。
- 迅速対応→素早く現場に到着する。
警察サイドはレーサーをテイクダウンしてレースを中止&逮捕or現場に速く到着する。
1ミッションの時間は長くない。3~6分程度のミッションが多いです。
レーサー・警察共に特殊装備を駆使して戦う

ロードブロックに行く手を阻まれるレーサー。
レーサーと警察はそれぞれ特殊な装備を使用可能です。
レーサーはジャマー・スパイクベルト・電磁パルス・ターボ。
警察はロードブロック・スパイクベルト・電磁パルス・ヘリコプター。
それぞれその時の状況に合わせてうまく使用することが必要となります。
また本作ではニトロのチャージとコースのショートカットが勝利のカギです。
ニトロはドリフトや対向車線走行などでチャージ可能。
ドリフトは比較的やりやすい操作性となっています。
普通に走るだけでなくニトロブーストの管理とショートカット、そして特殊装備を使用し強力なライバル達と戦います。
車のセッティングは不可。カスタム要素もほぼなし
車のセッティングは一切できません。
カスタム要素もレーサー側のカラー変更とステッカーのみです。
車の強化やエアロ・ホイール変更などはできません。
車の強化が不可のために速い車がアンロックされるとそちらを使用することになります。
お気に入りの遅い車をずっと使用してゲームを進行することは難しいです。
オンラインマルチ対戦はクロスプレイ対応
オンラインマルチ対戦では自分を含め「最大で8人対戦」。
クロスプレイを有効にすれば、違うプラットフォーム同士でのマッチングが可能。
オンライン対戦ではオンラインホット・パーストやオンラインレースなど5つのイベントルールで対戦が可能です。
2021年10月時点でのオンライン人口情報
クロスプレイを有効にして試しました。
時間帯によりまったくマッチングしないこともあります。
夜のゴールデンタイムでは3~6人程度とマッチングすることが多かったです。
自分のプレイしたいイベントルールにこだわるとなかなかマッチングしませんでした。
イベントルールを選り好みしないで、クイックマッチ機能でマッチングを試すとマッチングしやすいです。

Need for Speed Hot Pursuit Remasteredの良かった所

レース中のレーサー達
オートログシステムによりフレンドとのタイム対戦ができる
すべてのミッションでのタイムは自動的にオートログに記録されます。
記録されたタイムをフレンドと競うことでモチベーションが上がり、ソロでプレイしていても楽しめます。

コントローラーのキーコンフィグが可能
コントローラーのボタン配置変更ができるのは普通と思うかもしれませんが違います。
最近のニードフォースピードシリーズはなぜかボタン配置固定で変更が不可でした。
自分の好みにボタン配置できるのはやはりいいですよね!
Need for Speed Hot Pursuit Remasteredの不満点

クラッシュ時のカットイン演出
敵CPUが強い。難易度設定がない。初心者にはキツイかも。
敵CPUカーが強いです。
私は数多くのレースゲーム経験者なので問題なくプレイできました。
しかしこの敵の強さはレースゲーム初心者には多少辛いと思います。
難易度設定があればいいのですが、ありません。
慣れれば普通に勝てるレベルですが、序盤はもう少し優しい難易度にした方がいいと感じました。
カットイン演出後の挙動が不満
レース中にクラッシュした時や、相手をクラッシュさせた時カットイン演出が入ります。
そのカットイン後の挙動が良くないです。
カットイン後、一瞬操作不能でオート走行になることがあります。
その場所がショートカットの分岐点だった場合、自分の行きたい方向とは別の方に勝手に進んでしまうことがあるのです。
本作ではショートカットの有効利用がかなり重要なので、このカットイン後の処理はいただけません。
プレイ後の感想とまとめ

もちろんスーパーカーも登場する。
Need for Speed Hot Pursuit Remasteredをプレイ後の素直な感想

リマスターによりグラフィックはキレイ。
ゲーム内容自体は当時のままなので、ひと昔前のレースゲーム雰囲気が感じられた。
ミッション制でテンポ良く進行する。
オンライン対戦はクロスプレイがうれしい。
レースゲーム初心者にとっては敵が強いかもしれない。
こんな方におすすめ
レースゲームが好きな人。
フレンドとの対戦が好きな方。
こんな方にはおすすめしません
車のセッティング変更や外装カスタムをやりたい方。
純粋にレースをやりたい方。
車のセッティングやカスタムはできません。
自分の好きな操作性や外観でレースゲームを楽しみたい方には向きません。
本作は純粋なレースゲームというよりは、レーサーvs警察の鬼ごっご的要素が強いレースゲームです。
純粋にスピードやタイムを競うレースゲームを期待する方にはおすすめしません。
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『ニードフォースピード』シリーズのおすすめ紹介。各作品の特徴もあり。
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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。
