今回のゲームレビューは「Subnautica Below Zero」(サブノーティカ ビロウゼロ)です。
一人称視点の海洋アドベンチャーゲーム。
日本語対応。
大ヒットしたサブノーティカの2年後の世界が舞台。
前作プレイ済みの方はもちろん、本作のみのプレイでも十分楽しめます。
探索とクラフト要素がメインの秀作ゲームです。
SubnauticaとSubnautica Below Zero(以下Below Zero)について
両方ともプレイする場合はSubnautica→Below Zeroの順番でプレイするのが良いです。
両方ともグラフィックやシステム面など、ほぼ同じです。多少の違いはありますが大差ありません。
ストーリー面を考えた場合ではBelow Zeroを先にプレイしても問題はないです。
しかし、Below Zeroを先にした場合、ゲーム内に登場する前作ネタが理解できないので、もったいないと思います。
そのためSubnautica→Below Zeroの順番でのプレイをおすすめします。
片方しかプレイしない場合は個人的には「Subnautica」をおすすめします。
どちらも面白いのは間違いないのです。
しかし総合的なゲームの魅力としてはSubnauticaに軍配が上がると思います。
海を探検・探索する面白さがSubnauticaの方が優れている印象です。
もちろんBelow Zeroも面白いですが、海洋アドベンチャーとして考えた時Subnauticaがより魅力的です。
【Subnautica】をレビュー!サブノーティカは名作だ。
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個人的オススメ度8点(10点満点)
8点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- 海の魅力と怖さを体感できる。
- クラフト要素が簡単で面白い。
- クラフト・アドベンチャーだがストーリーがある。
- 戦闘要素はほぼない。
- 海中だけでなく、陸地の探索もある。
- 乗り物を作って乗れる。
- 3D酔いに注意。
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基本情報と評価と対応コンソール
基本情報
クリア時間目安 | 20~35時間 |
クリア難易度 | 普通 |
発売日 | 2021年5月 |
開発元 | Unknown Worlds Entertainment |
発売元 | Unknown Worlds Entertainment |
ジャンル | 一人称・アクションアドベンチャー |
Xboxゲームパス対応状況 | 2022年9月末で対応終了しました。 |
Xboxゲームパスに追加された日 |
世間の評価は好評。しかし一部ユーザーからは微妙な評価
Steamの評価
最近のレビュー→非常に好評(1214件中86%好評)
全てのレビュー→非常に好評(50942件中91%好評)
Metacritic
PC版
メタスコア→82
ユーザースコア→6.3
PS4版
メタスコア→N
ユーザースコア→5.9
PS5版
メタスコア→79
ユーザースコア→4.7
Switch版
メタスコア→76
ユーザースコア→5.2
Xbox one版
メタスコア→N
ユーザースコア→3.6
Xbox Series X版
メタスコア→83
ユーザースコア→7.2
6つのコンソールから発売中
PC・PS4・PS5・Switch・Xbox one・Xbox Series Xから発売中です。
steamではSubnauticaとSubnautica Below Zeroがセットになったバンドルもあり。
Subnautica Below Zeroはどんなゲーム?
サブノーティカ ビロウゼロは海の美しさと怖さを体感できるゲーム
本作は主人公の女性ロビン・アヨウが、亡くなった姉の真実を探求するため、惑星4546Bにたどり着いたところから始まる。
シングルプレイ専用・一人称・サバイバル・クラフト・アクションアドベンチャーです。
物語の舞台となる惑星は海7・陸地3程度の割合。
陸地は雪で覆われいて白銀の世界です。
姉の真実を探求するため情報を求め広い惑星を探索します。
その過程で資源を集め、乗り物や装備をクラフトしていきます。
それに伴い行動範囲が広まっていき、徐々に物語の核心に迫る。
またクラフトで自分の拠点を作ることで、より探索がスムーズになります。
ストーリーは目的地は教えてくれるが、行き方は教えてくれない
本作では次に行くべき場所は、ストーリ展開と共に指示があります。
しかしその場所に行くために必要な装備や乗り物などは、自分で設計図を探し作成しなければいけません。
そのため探索作業は必須です。
広い惑星をある程度、探索することが必要なので、探索作業が苦手な方は苦労することもあるかと思います。
戦闘はほぼありません
戦闘により敵を倒したり、生物を倒す必要はほとんどありません。
また一般的な銃は登場しません。
他のアクション・アドベンチャーゲームのように、敵を倒しアイテムをゲットするゲームではありませんのでご注意ください。
レベル要素はありません
Subnautica Below Zeroにレベル要素はありません。
クラフトをして装備や乗り物を進化させることで、主人公が強化できます。
また本作では空腹ゲージ・水分ゲージ・酸素ゲージ・体温ゲージがあります。
それぞれのゲージを気にしつつ、過酷な環境を生き抜きましょう!
ゲーム開始時の設定で難易度が変更可能です。難しいと感じる場合は優しい設定にするのもアリです。
Subnauticaと比べてどうか?
前作Subnauticaと本作Below Zeroとの違いをご紹介します。
シムテムやインターフェースはほぼ同じで、大型DLCと言われても納得する感じです。
前作の2年後の同じ惑星が舞台。
Below ZeroはSubnauticaと比べて↓
- 惑星は同じだが、場所は違う
- マップが狭い&海が浅い
- 地上部分多め
- 生物は新しい物、多数
- 体温ゲージ追加
- 潜水艦なし
- 新たな装備と乗り物
- 主人公が喋る
- ストーリーが親切になり、行き先を教えてくれる
- マップがある
- 天候の変化
- インターフェースが少し親切になった
前作に比べると冒険感がダウンして怖さもダウンしている印象です。
前作では広い海を手探りでビクビクしながら探索しました。
しかし今作では入り組んだ迷路のような地形が多く、狭い通路を進む場所が多くこじんまりした印象です。
海も浅くなり、何処までも行けるようなワクワク感が減少しました。
Subnautica Below Zeroの良い所
海中探索がとにかく楽しい
海中探索がとにかく雰囲気が良く楽しいです。
海中の生物や植物も魅力的で音楽なども相まって、ただ泳いでいるだけでも雰囲気抜群。
また装備や乗り物が揃ってくると徐々に深い海に潜れる感じもとても良いです。
拠点作成が面白い
クラフト要素のあるゲームとしては、作れる物のバリエーションは多くありません。
しかしクラフトすることで行動範囲が広がり拠点も快適になりと恩恵は大きく、どんどん新しい物を作りたいと思えます。
海中で拠点を作れるのがとても魅力。
ガラス張りの部屋から海底の世界をゆっくり観察するのは壮観です。
Subnautica Below Zeroの不満点
陸地での探索が不満
全体の3割程度を占める陸地での探索ですが不満があります。
1・吹雪になるとまったく先が見えずに進めなくなる。
リアル吹雪は先が見えなくなることは分かっています。
しかし吹雪の頻度が多くその度に足止めをくらうのでかなりストレスです。
2・代り映えしない雪の世界で、入り組んだ同じような地形。
極寒の台地で一面、雪景色で真っ白な中、同じ様な狭く複雑な道を進むのは苦しいです。
バイクの揺れで酔いやすい
一人称視点のゲームなので、3D酔いに弱い人は注意が必要です。
特にバイク搭乗時の揺れが激しく、結構酔いやすいと感じました。
まとめ&プレイ後の素直な感想
Subnautica Below Zero(サブノーティカ ビロウゼロ)プレイ後の素直な感想は
しかしSubnauticaと比べると少し物足りない。
海中探索が魅力的で面白い。
クラフトでの拠点作成も魅力的。
海中に比べて陸地での探索が苦痛。
Subnauticaとほぼ同じインターフェースとシステムなので、Subnauticaのすぐ後にBelow Zeroを始めると飽きやすいと思います。
こんな方におすすめ
海が好きで海中探索したい方。
面白いアクション・アドベンチャーゲームをプレイしたい方。
一人称のアクション・アドベンチャーゲームとして高得点です。
海の魅力を堪能できる作品になっています。
こんな方にはおすすめしません
ゲーム内ですべての行動を支持してほしい方。
著しく3D酔いしやすい方。
次の目的地は一応表示されますが、目的地への生き方は自分で考えなくてはいけません。
すべての行動を逐一指示して欲しい方には面倒に感じるゲームです。
PC/Xboxゲームパスの『主要ラインナップ』を紹介!高評価ゲーム中心。
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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。