今回のPCゲームレビューは『art of rally』(アート オブ ラリー)です。
見下ろし視点のラリーゲーム。
日本語に対応しています。
カジュアルポップなグラフィックに反して、本格的ラリーゲーム。
ラリー好きが喜ぶツボを押さえたゲームです。
『art of rally』(アート オブ ラリー)の
- 基本情報
- オススメ度
- プレイした人の素直な感想
- art of rallyの良い所・悪い所
個人的オススメ度6.5点(10点満点)
6.5点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- ラリー好きなら間違いなく楽しめる。
- 操作はシビアでややリアル寄り。
- レースゲーム初心者は苦戦する。
- 私がラリー好き。その分の加点あり。
- ストーリー(物語)はない。
- 車のセッティングはできない。
- コ・ドライバーはいません。
クリア時間目安 | |
クリア難易度 | |
発売日 | 2020年9月 |
開発元 | Funselektor Labs Inc. |
発売元 | Funselektor Labs Inc. |
ジャンル | ラリーレースゲーム |
Xboxゲームパス対応状況 | 対応終了 |
Xboxゲームパスに追加された日 |
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ゲームの評価と基本情報
世間の評価と対応コンソール情報
ゲーム評価
Steamの評価
最近の評価→非常に好評(71件中92%好評)
全体の評価→非常に好評(2467件中94%好評)
Metacritic
メタスコア→80
ユーザースコア7.0
EPICの評価
批評家のお勧め→100%
トップ批評家の平均→85
OpenCritic レーティング→とても良い
art of rallyはラリー好きに贈られた挑戦状だ!
『art of rally』(アート オブ ラリー)は『Absolute Drift』を作った会社による、見下ろし型のラリーゲームです。
ポップなグラフィックではあるが、操作性や車の挙動は本格的である。
アクセル・ブレーキ・ハンドル操作はどれもしっかりと操作しないとダメです。
アクセル踏みっぱなしでどうにかなるタイプのゲームではありません。
アシスト設定はあります。しかし本作のアシストは車の挙動を穏やかにする程度のアシストです。
他レースゲームの様に走行ラインが表示されたり、自動でブレーキをかけてくれたりはしません。
そのため、基本的な操作スキルは必要となります。
レースではなくラリーです。
コースを複数台で走って競うのではなく、コースを単独走行してタイムを競うゲームです。
ゲームモードは
- 1960年代から1990年代を1年後ごとにラリーを戦っていくキャリアモード
- 各コースのタイムを競えるタイムアタックモード
- 好きなコース・好きな車でラリーをできるカスタムラリー
- デイリーイベントやウィークリーイベントでリーダーボードのトップ狙うオンラインイベント
- 操作練習に持ってこいの自由走行モード
以上の5種類のモードがある。
登場するラリーカーは50種類以上。車は実名ではないが見る人が見れば一目で実際の車種がわかる。
最新のラリーカーは登場しません。60年代~90年代の車になります。
FF・FR・AWDでの挙動の違いもしっかりと再現されてる。
車はキャリアモードを進めて行くとアンロックされていきます。
車のセッティングは一切できません。できるのはカラーリング変更のみです。
コースはノルウェー・日本・ドイツ・フィンランドなど72のステージがあります。
ステージはコース脇のオブジェクトなどが、それぞれの国の特徴を表現していて雰囲気抜群です。
操作はシビアで難しい。しかし初心者お断りゲームではない。
「ラリーは大好きだけどゲームの腕に自信がないから心配」という方もいるのではないでしょうか?
キャリアモードでは難易度設定があります。ラリーゲーム初心者でもOK!
一番簡単な設定にするとかなり簡単に1位になれて先に進めます。
とにかく早くお目当ての車をゲットしたい場合や敵のタイムが早すぎて先に進めない時は難易度設定に頼るのもありです。
プレイを重ねるうちにだんだんうまく走れる様になります。
art of rallyの良かった所
ラリーカー好きにはうれしい作り
本作はローポリゴンで詳細なグラフィックではありません。
しかしラリーカーの表現は素晴らしいものがありますよ。
- ブレーキのキーキー音
- ブレーキーローターの発熱の赤
- マフラーからのアフターファイヤー
- ミスファイアリングシステムのパン!パン!音
ラリーファンなら見慣れた・聞きなれた物がしっかりと表現されていて嬉しくなりました。
ドリフトが決まった時の爽快感
art of rallyは操作がシビアです。普通に走ってコース内を維持するのが難しい。
ドリフトを完璧にきめてコーナーを脱出するのは困難です。
その難しいなか、カッコよくドリフトが決まった時の爽快感はたまらないよ。
フォトモードが充実している
フォトモードにはいつでも移行できて、カメラのエフィクトも充実しています。
art of rallyの残念ポイント
上っているか下っているか分かりにくい
車が走っている道が上りなのか下りなのか判別が難しい。
上っているのか、下っているのか、平坦かでブレーキポイントが違うので戸惑ってしまいます。
見下ろし視点は本作の特徴で魅力でもありますが、この点はマイナスだと感じました。
車のセッティングができない&コ・ドライバー不在
本作は車のセッティングが一切できないしタイヤの変更もできません。
せめて路面の状況に合わせてタイヤを変更するくらいはしたかった。
またラリーなのにコ・ドライバー(助手席でドライバーの道案内をする人)が不在なのは寂しい限りでした。
音声指示でなくてもいいので、昔のゲームの様に矢印指示でもあれば雰囲気がでたと思います。
プレイ後の素直な感想とまとめ
『art of rally』(アート オブ ラリー)をプレイ後の感想。
多彩なラリーカーと多数のコース、シビアなリアル志向の操作が魅力のラリーゲーム。
ラリーカーの表現やサウンドが素晴らしくドリフトがうまく決まった時の爽快感が良い。
車のセッティングが不可で見下ろし視点ならではの弱点もある。
こんな方におすすめ
60年代~90年代のラリーファンの方
車ゲームの操作に自信のある方
こんな方にはおすすめしません
カジュアル操作の車ゲームをプレイしたい方
車のセッティングを自分好みに設定したい方
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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。