この記事ではForza Horizon5のアップグレード(改造)[※以下 改造]の基本を、実際に車を改造しながら紹介していきます。

よろしくお願いします。

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Forza Horizon5 知っておきたい改造の基礎「初心者講座3」
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今回は実際に1台の車を改造しながら、初心者向け改造のコツなどを紹介します。
初心者が自分で一から改造しようとすると
- どのステータスを重視して改造すればいいのかわからない。
- 改造のポイントがまったくわからない。
などの理由で結局、適当で中途半端なアップグレード(改造)になってしまうパターンが多いです。
私も初心者の頃はよく分からなかったため、無意味な改造でPIを消費していました。
そこで、この記事では初心者の方でも「各コースにあった基本的な改造」が出来るように、実際に車を改造しながらコツを紹介していきます。
この記事を読み終わった頃には、Forza Horizon5における改造の基本を実践出来るようになりますよ。


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Forza Horizon5 各レース形態に合わせた改造の基本
改造の土台を作る
改造を開始する際、初めに決めたい項目が2つあります。
1・駆動系換装を行うかどうか。
どの駆動系で走行するか決めるのは非常に重要です。
駆動系により改造の方向性の変わっていきます。
また、後述する問題もあり、駆動方式を初めに決めてしまうのが楽です。
2・タイヤコンパウンドを決める。
改造の最も重要な項目がタイヤコンパウンドです。
純正のままかグレードアップするのか、どこまで高性能な物にするのか。
タイヤコンパウンドの性能を上げるとかなりPIが上昇します。
そのため、他の改造を決めてからタイヤコンパウンドを変更するとPI上限を簡単に超えることがあります。
またタイヤのグリップ力に応じて、その他のハンドリング性能の項目を改造する必要があります。
そのため基本的にはタイヤコンパウンドは初めに決定するのがオススメです。
オフロード改造でオンロードはあり、その逆はなし
ダートやクロスカントリーなど、オフロード特化に改造した車をロードやストリートで使用するのは、基本的にオススメはしません。
しかし、場合によっては使用することもありえます。
オフロード仕様のラリータイヤは基本的に、オンロードタイヤより使用するPI値が低いです。
そのためエンジンに、より多くのPIを使用することが出来るため、一部のオンロードコースで強力なエンジン性能が武器になる場合があります。
また、オフロード仕様の車をオンロードで使用した場合でも、腰高でフラフラとはしますが、上手く操作さえできればある程度のタイムで走行出来たりもします。
反面、ロードやストリートなどオンロード仕様で改造した車をオフロードで使用することはオススメしません。
オンロード仕様の車をオフロードで使用すると、タイヤが空転したり車高が低すぎて底突きしたりで、まともに走行出来ないからです。
駆動系換装に関する注意事項
駆動系換装を実行すると、駆動系の項目がリセットされます。
先にミッションやデフ等の改造を施した後に駆動系換装をすると、駆動系の改造が初期状態に戻ります。
これを知らずに改造を進めると思ったような改造結果になりません。
必ず覚えておきましょう。
各コースに合った基本的な改造を実践
改造項目における、ハンドリング性能アップとスピード&加速性能アップ
車の改造の方向性は大きく分けてハンドリング性能とエンジン性能の二つです。
決められた改造範囲の中で改造する際は、どちらかを優先すれば、もう一方は妥協することになります。
このハンドリングとエンジンのバランスが改造では難しい問題です。
この感覚は実際に自分で改造した車を何度も走行させることで、自然とわかっていきます。
人の作った改造をそのままコピーして使用していると、この感覚がなかなか身についていかないので注意が必要です。
ハンドリング性能を向上させる改造項目
私が普段の改造で主に使用するハンドリング性能を向上させる改造を紹介します。
・タイヤコンパウンド
ハンドリング調整の基礎になる項目です。
グレードを上げるとハンドリング性能も大きく上がるが、PIの消費が大きいのが問題となります。
・タイヤ幅
あまり改造しない人もいますが、ハンドリングにおいて重要な項目。
改造を施してもステータスの数字はあまり上昇しません。
しかし、実際に操作するとその効果は絶大です。
コーナリングに粘りが出て、特に中高速のコーナリング性能が上がります。
・スプリング/ダンパー
コースに合わせた物を装着します。
どれでもPIはほぼ変わらないので気軽に選べます。
・フロントバンパーとリアウィング
フロントバンパー・リアウィングを装着することでハンドリング性能がアップします。
反面スピードが大きく落ちる傾向にあります。
使用する車のクラスが上がるとほぼ必須ですが、Bクラス以下だと装着しないことも多いです。
他にもハンドリング性能に関係する改造項目はありますが、私は主に上記の方法でハンドリング性能を調整しています。
エンジン性能を向上させる改造項目
エンジン性能を向上させるには3つの選択肢があります。
1・エンジンを改造する。
2・エンジンを換装する。
3・吸気方式を換装する。
同じ使用PIでもエンジンを改造した方が速い時、エンジンを換装した方が速い時、どちらのパターンもあります。
使用する車種によりいろいろと変わってくるので、個別に対処するしかありません。
初心者の内は、換装は使用せずにエンジン改造で終わらせるのもいいと思います。
今回の改造に使用する車の紹介
TOYOTA GR SUPRA2020を各コース仕様に改造して紹介します。
今回は初心者講座ですので、初心者向けにハンドリング性能を重視した改造を施します。
対CPUならこの基礎改造を施した状態で十分です。
オンライン対戦で使用する場合は、プラスして好みの改造で限界まで改造しましょう。

同じ数値でも操作性が全然違うこともあります。
改造後は実際に走行して最終確認を行います。
ロードレース
必須項目と改造の方向性
必須改造項目・なし
改造の方向性・ロードレースではエンジン性能とハンドリング性能のバランスが重要です。
最終的にはエンジン性能優先でハンドリング性能の低い車を乗りこなすのが勝利の鍵となります。
しかし、初心者の内は無理をせずに、ハンドリング重視の車を使用して練習を重ねるのがポイントです。
練習を重ねて上達したら、徐々にエンジン性能を優先の改造に移行していきましょう。
特に重視したいステータス=ハンドリング・加速
ロードレース仕様・基本的な改造項目
改造項目
・換装→駆動系→AWD
AWDに換装することで操作性の向上と加速力の向上
・エアロ/外装→フロントバンパー→FH5
・エアロ/外装→リアウィング→FH5
エアロパーツ装着でハンドリング性能アップ
※D・C・Bクラスでは装着しなくてもOK
・タイヤ/ホイール→タイヤコンパウンド→セミスリック
タイヤコンパウンドをアップグレードすると、ハンドリング性能アップ
・タイヤ/ホイール→前後タイヤ幅→最大
タイヤ幅は特にコーナリング性能がアップ
・駆動系→トランスミッション→レース仕様
・駆動系→駆動系→レース仕様
・駆動系→デフ→レース仕様
駆動系は軽快感がアップする。
デフはそれぞれ好みがあるのでレース仕様にこだわる必要はない。
・車体/ハンドリング→スプリング/ダンパー→レース仕様
ハンドリング性能が最大のレース仕様を選択。
ここまでがロードレースの初心者向け基本改造です。
この後は好みでエンジンや軽量化などを施しましょう。
エンジンを改造しておくと対CPUでもスピード面が楽になります。
軽量化は全体的に軽快になりメリットが大きい改造です。

赤枠は重視したい数値
画像はノーマルとロード仕様でクラス限界まで改造した状態の数値比較
ロードで重視したいステータスのハンドリングと加速を重視して改造しています。
スピードはAWD化とエアロパーツ装着でスピードが下がっています。
初心者がロードレースを走行するには、こんな感じでハンドリングと加速重視のステータスが基本です。

エアロパーツの装着により、チューニングで車体のバランスとスピードの調整が可能です。
この調整はしなくてもいいですが、出来るとかなり楽になります。
ストリートレース
必須項目と改造の方向性
必須改造項目・なし
改造の方向性・ストリートレースではロードレースに比べて、エンジン性能を重視します。
ストリートのコースは直線が長いコースが多く、完全なハンドリングマシンだと全く勝負にならない場合が多いです。
そのため初心者でもある程度、エンジン関係を優先する改造がセオリーとなります。
しかし、初心者はハンドリングが悪い車を制御できないので、ある程度はハンドリング性能にも改造を振り分ける必要もあります。
特に重視したいステータス=スピード・加速
ポイント
初心者の内はロードレース仕様に改造した「ハンドリングが良好な車」をそのまま使用するのも選択肢もありです。
もしくは、ロードレース仕様に改造した車のタイヤコンパウンドを一段階だけ落とし、その分のPIをエンジン性能に振り分けるのもオススメです。
ストリート仕様・改造項目
改造項目
・換装→駆動系→AWD
AWDに換装することで操作性の向上と加速力の向上
※ストリートでは場合によって初心者でもAWD化しない選択もあり。
・エアロ/外装→フロントバンパー→FH5
Aクラス以上ではフロントバンパーの装着で回頭性を良くしたい。
※D・C・Bクラスでは装着しなくてもOK
・タイヤ/ホイール→タイヤコンパウンド→スポーツorセミスリック
ハンドリング的にはセミスリックを選択したいが、エンジンを重視するならスポーツに抑えるのもあり。
・タイヤ/ホイール→前後タイヤ幅→最大
タイヤ幅は特にコーナリング性能がアップ。
初心者向けなので最低限のコーナリング性能はこの改造で確保したい。
・駆動系→トランスミッション→レース仕様
・駆動系→駆動系→レース仕様
・駆動系→デフ→レース仕様orスポーツ仕様
駆動系は軽快感がアップする。
デフはそれぞれ好みがあるので好みでどうぞ。
・車体/ハンドリング→スプリング/ダンパー→スポーツ仕様orレース仕様
ストリートでは路面が荒れてる箇所もあるので、柔らかめのスポーツも選択肢になる。
ここまでがストリートレースの初心者向け基本改造です。
この後の改造は主にエンジン関係の改造がオススメ。
PIに余裕があるなら、エンジン換装も積極的に狙っていきましょう。

赤枠は重視したい数値
ノーマルとストリート仕様でクラス限界まで改造した状態の数値比較
ストリートで重視したいステータスのスピードと加速を重視して改造しています。
初心者向けの改造のため、ハンドリング性能も意識して高めています。
中級者以上になるともう少しハンドリング性能を下げ、スピードにPIを振り分けることになります。

ストリートレースでのエアロパーツ装着は、低クラスではあまり必要性は感じません。
しかし、Aクラス以上になると装着しないとなかなか操作が難しいと感じます。
エアロパーツは装着するとハンドリング性能は大幅に向上しますが、代償としてスピードが低下します。
特にリアウィングを装着するとスピードが大幅に下がるので、よく考えて装着の有無を決めてください。
ダートレース
必須項目と改造の方向性
必須改造項目・デフをオフロード仕様orラリー仕様(オフロード車など初めからオフロード仕様の車は変更なしでも可)
デフをオフロード対応にしないと、まともに走れません。
改造の方向性・ダートレースは小回りのコースも多いため、ダート走行性能が高く加速・ハンドリング性能に優れた車を目指します。
基本的には
- オフロードのデフ
- オフロードのスプリング/ダンパー
- ラリー仕様のタイヤコンパウンド
- 駆動系はAWD
以上の4点を装着することでダート向きの車になります。
ほかにもダート性能があがる改造項目はありますが、大まかにはこの4箇所です。
特に重視したいステータス=ダート・加速
ダート仕様・改造項目
改造項目
・換装→駆動系→AWD
オフロード路面では圧倒的にAWD駆動が有利。
・タイヤ/ホイール→タイヤコンパウンド→ラリー(深溝)
ラリータイヤは2種類ある(浅溝と深溝)がPIの関係で深溝を選択する。
・タイヤ/ホイール→前後タイヤ幅→最大
コーナリング性能をアップさせる。
オンロードほど重要ではないが初心者のうちは改造したほうがいい。
・駆動系→トランスミッション→レース仕様
・駆動系→駆動系→レース仕様
・駆動系→デフ→オフロード
駆動系は軽快感がアップする。
デフはオフロードがあればオフロード、なければラリーを選択する。
オフロード路面ではデフはかなり重要です。忘れずに改造しましょう。
・車体/ハンドリング→スプリング/ダンパー→オフロード仕様
オフロード路面を走るので車高の高いオフロード仕様を選択。
ここまでがダートレースの初心者向け基本改造です。
この後の改造は全力でエンジンを改造するか、エンジンとハンドリングに振り分けて改造するか好みで選びます。

赤枠は重視したい数値
ノーマルとダート仕様でクラス限界まで改造した状態の数値比較
ダートレースで重視したい数値の加速とダートを中心に改造しています。
画像の改造では基礎改造後にエンジンパワーを中心に改造したため、ハンドリング性能は上がっていません。
もう少しハンドリング性能を上げたい場合にはエアロパーツの装着を行うのもいいでしょう。

特にRWD車は忘れずにAWD換装を行いましょう。
ダートレースのコースは小回りコースも多く、ハンドリング性能を無視することはできません。
自分の操作スキルと相談しならが、エンジンパワーとハンドリング性能のちょうど良いバランスを見つけてください。
クロスカントリーレース
必須項目と改造の方向性
必須改造項目・デフをオフロード仕様orラリー仕様(オフロード車など初めからオフロード仕様の車は変更なしでも可)
改造の方向性・ダートレースと非常に似た改造を行います。
違いとしては、クロスカントリーではダートレースと違い、ハンドリング性能は無視してエンジン関係を強化します。
特に重視したいステータス=スピード・ダート
クロスカントリー仕様・改造項目
改造項目
・換装→駆動系→AWD
オフロード路面では圧倒的にAWD駆動が有利。
・タイヤ/ホイール→タイヤコンパウンド→ラリー(深溝)
ラリータイヤは2種類ある(浅溝と深溝)がPIの関係で深溝を選択する。
・駆動系→トランスミッション→レース仕様
・駆動系→駆動系→レース仕様
・駆動系→デフ→オフロード
駆動系は軽快感がアップする。
デフはオフロードがあればオフロード、なければラリーを選択する。
オフロード路面ではデフはかなり重要です。忘れずに改造しましょう。
・車体/ハンドリング→スプリング/ダンパー→オフロード仕様
オフロード路面を走るので車高の高いオフロード仕様を選択。
・残りはエンジン関係をなるべく強化する。
ここまでがクロスカントリーレースの初心者向け基本改造です。
クロスカントリーとダートレースの基本改造はほぼ同じ改造です。
基本改造後の改造ではダートとは違い、エンジンパワーに全振りします。
クロスカントリーのコースは直線が長いコースや登坂が多いコースが多くエンジンパワーがないと勝負になりません。
そのため、ハンドリングの数値は無視してとにかくスピードが上がる改造を行います。
クロスカントリーで使用する車は重量が重い方が有利です。
重量が重い方がどっしりとして安定感があるからです。
他のレース形態では軽量化はメリットばかりですが、クロスカントリーレースにおいてはデメリットもあるので注意しましょう。

赤枠は重視したい数値
ノーマルとダート仕様でクロスカントリー仕様で限界まで改造した状態の数値比較
クロスカントリー仕様では特にスピードの数値を上昇させます。
次に加速とオフロードの数値を意識します。
エンジンに改造を全振りした影響でコーナリング性能が低いです。
クロスカントリーはコーナー数も少なく、直角コーナーが多いことからコーナリングはハンドブレーキを使用して、無理やり車体を曲げる方法をオススメします。

しかし、オフロード路面のレースにおいてかなり重要なテクニックなので覚えて損はありません。
Forza Horizon5 改造の基礎「実践編」のまとめ
この記事ではForza Horizon5 改造の基礎「実践編」「初心者講座4」ということで、各コースにおける初心者向けの改造を紹介しました。
この記事で紹介した内容は
- オフロード改造でオンロードはあり、その逆はなし
- 駆動系換装を実行すると、駆動系の項目がリセットされる
- ハンドリング性能を向上させる改造項目
- エンジン性能を向上させる改造項目
- 各レース形態にあった基本改造内容
以上の内容を紹介しました。


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Forza Horizon5 最低限のセッティング「初心者講座5」
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この記事はこれにて終了です。ありがとうございました。