この記事はForza Horizon5 初心者講座の第一回です。
今回は『意識するだけで速く走れる』をテーマとして講座を進めていきます。
意識するだけで、自然と速く走れます。
今後、数回にわたってForzaHorizon5の初心者の方に向けた記事を書いていきます。
今回はその一回目。『意識するだけで速く走れる』です。
初心者の方に
と聞かれました。
私の答えは
です。
しかし質問した方はこんな答えは期待していないでしょう。
と聞かれた時に私はこう答えます。
それは「コーナリング時はアウトインアウトを意識する」と「チェックポイントの範囲を正しく理解する」です。
これは技術的なアプローチではないので、技術が未熟な初心者でも十分に実行できることです。
今回の初心者講座は、この意識するだけで速く走れる2つのことを画像付きで、分かりやすく説明していきます。
この記事を読めばあなたのタイムが2秒縮まるかもしれません。
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意識するだけで速くなる2つのこと
コーナリングの基本は「アウトインアウト走法」
アウトインアウト走法とは
「アウトインアウト走法」は、実際のモータースポーツなどで使用される走行ライン。
これは、コーナーを速く走るためのテクニック・理想走行ラインです。
Forza Horizon5でも、かなり有効です。
簡単に言えば「コーナーをなるべく直線的に走る」のが目的です。
ハンドルを切ると抵抗が生まれ、速度が落ちます。
そのためコーナーでもなるべく、直線的に走ることが速く走るコツなのです。
これから、アウトインアウト走法の基本的な考え方をわかりやすく説明します。
アウト(外):コーナーに進入する際、まず外側に寄ってアプローチします。
これにより、コーナーの入口で十分なスペースを確保し、最低限の減速によりコーナリングできるようにする。
イン(内):コーナーの中ほどから、内側に寄ってラインを取ります。
コーナーの中心点でイン側ギリギリに寄るのが理想です。
アウト(外):コーナーを出口する際は、再び外側に寄りながらアクセルを開放し、出口からの直線加速に備えます。
これにより、最大の速度でコーナーを出て、次のストレートにつなげることができます。
アウトインアウト走法の主な目的は、コーナーを直線的に通過し、速度を維持することです。
初心者はインインインのコーナリングになりがちです。
低速でコース選択の自由度が高いコーナーでは、早めにコーナのイン側に寄りそのまま小さく回っている人がいます。
しかしそれでは、余計に減速しなくては曲がれません。
インインインのラインを走るという事は、自ら「急なカーブを作っている」のと同じことです。
初心者がわかりやすくアウトインアウトを実践できるコーナーとは
実際のコースでは、基本的に高速・中速・低速の多くのコーナーでアウトインアウトを意識した走行をするのが理想です。
※コーナーを抜けた後のコース形状や、路面の傾斜などにより、アウトインアウトを選択しない方が速い場合も結構あります。
しかし初心者の人が、すべてのコーナーでアウトインアウトを意識するのは難しいです。
さらに技術的な問題でアウトインアウトルートを走行できない時もあります。
技術的に難しいコーナーとは
高速コーナー=高速コーナーでは、「コーナリングを始めるタイミングが難しいこと」や「コーナーを曲がれる適切な速度を判断するのが難しい」などの理由で、初心者はコース内に車を留めるのに精一杯だから難しい。
アウトインアウトを意識する余裕はないと思います。
V字の様な低速コーナー=V字低速コーナーではコーナーの前段階、ブレーキングが難しい。そのため、理想走行ルートを走るのはかなりの難易度だと思います。(ブレーキで止まり切れない や 減速が早すぎてコーナーリング開始地点まで距離があるなど)
そもそも、V字コーナーのような低速度域では走行ルートによるタイム差が出にくいです。
初心者は比較的簡単な「低速~中速の直角コーナー」をアウトインアウトで走行することを意識しましょう。
アウトインアウト走行をイメージする
100km/h~150km/h走行時、ライン自由度の高いコーナーでアウトインアウト走行が出来れば、まずはOKです。
実際に画像を交えて説明します。
1・赤丸のコーナーをアウトインアウトのルートで走行します。
2・アウト側でブレーキングして速度を落としコーナーのイン側に向かう。
3・イン側を通り、アウト側に向かって加速。
4・コーナリング終了。
アウトインアウトをしない方がいい時もある
アウトインアウトが実践できるコーナーでは通常、アウトインアウトを意識して走行するのをオススメしてきました。
しかし、後ろの近い距離に敵車がいる場合にはアウトインアウトを止めて、インインアウトのラインを選択するのがベストの場面があります。
CPU車・オンラインレースでの対人戦では、イン側を大きく開けていると、無理やりに突っ込んできて抜かれてしまいます。
そのため自分が後ろの車に抜かれそうな場面ではイン側にわざと寄ってブロックするのもテクニックです。
チェックポイントの範囲を正しく認識する
チェックポイントの認識と実際
Forza Horizon5 全レース共通のルールはチェックポイントを通過することです。
このチェックポイントですが初心者の方は「チェックポイントの範囲に車体全体を収めようとする」人が多いです。
オンラインレースでも無理に減速して、しっかりと範囲に車体を収めようとする人をよく見ます。
実際には「チェックポイントの有効範囲内に車体の一部がかすっていればOK」なのです。
一部でも接触すればOKの認識でチェックポイントを通過すれば、車体一台分コースを広く使えます。
車体一台分コースを広く使えるから何だ、と思うかもしれません。
しかし、これは速く走るためにはかなり重要なことです。
アウトインアウト走行でも説明しましたが「レースではコーナーをなるべく直線的に走行することが速く走るコツ」だからです。
チェックポイントを広く認識することで得られるメリット
コーナーの内側にスペースがある時などはチェックポイントのギリギリで通過することでタイム短縮が可能。
例えば下の画像のコーナー
チェックポイント範囲に車体全体を収めようとした時↓
チェックポイントを広く使った場合↓
一つのコーナーに対しては小さな差ですが、小さな積み重ねでタイムが短縮していきます。
複合コーナーではさらに効果あり
複合コーナー(連続コーナー)では、チェックポイントを広く使うことで直線的にライン取りできるのでメリットが大きいです。
赤ラインの様にチェックポイントを広くとらえて走行すると、走行ラインを直線的にできる。圧倒的速いです。
操作に慣れていないうちは、無理にギリギリを攻める必要はない
チェックポイントギリギリを狙って、チェックを逃しては本末転倒です。
車体の操作になれないうちは、少し余裕をもってライン取りをしてください。
慣れてきたら徐々にギリギリを狙っていきましょう。
Forza Horizon5・初心者講座第一回 まとめ
今回はForza Horizon5・初心者講座の第一回「意識するだけで速くなる2つのこと」を紹介しました。
・コーナリングの基本は「アウトインアウト走法」
コーナーでは「アウトインアウトを意識してライン取り」すると、直線的に走行できてタイムが短縮できる。
・チェックポイントの範囲を正しく認識する
チェックポイントは範囲内に車体全体を収める必要はない。
車体の一部でも接触していればOK。
Forza Horizon5 視点はそれでいいですか?「初心者講座2」
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今回の記事はこれにて終了です。ありがとうございました。