この記事では名作ゾンビFPSのダイイングライト(Dying Light)をレビュー&評価しています。

マルチプレイも可能なゲームですが、全編ソロプレイでクリア後の感想です。
基本的なネタバレ(ストーリーや登場人物など)はありません。
2025年にダイイングライトをクリア後にこの記事を書きました。
発売から十年が経過した本作ですが、色あせない面白さがありました。

この記事を読んでわかること。
- ダイイングライトの基本情報
- おすすめポイント
- 微妙なポイント
- ソロプレイしたクリア人の率直な評価・感想

ダイイングライトの主人公
個人的オススメ度8.0点(10点満点)
8.0点の理由
最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ
- 良好な操作性でのパルクールアクション
- 多彩で魅力的な武器
- 探索や目的地を探すのが楽
- 小ネタやオマージュネタなどが面白い
- 収集などにハマれば長期戦か?
- 薄目のストーリーとキャラクター達
- 若干グロい
- ボス戦に不満あり
クリア時間目安 | 20~60時間 |
クリア難易度 | 普通 |
発売日 | 2015年1月 |
開発元 | Techland |
発売元 | Techland |
ジャンル | オープンワールド・ゾンビ・FPS |
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ゲームの評価と発売コンソール
ゲームの評価
Steamの評価
最近の評価→非常に好評(2775件中94%好評)
全体の評価→圧倒的に好評(336,086件中95%好評)
Metacritic
メタスコア→74
ユーザースコア→8.0

対応コンソール
Switch・Windows・Xbox One・PlayStation 4
ダイイングライトはこんなゲームです。
オープンワールド・アクション・サバイバル・FPS
ダイイングライトはポストアポカリプスの世界で展開される、オープンワールド・アクション・サバイバル・FPSです。
未知のウィルスに支配された閉鎖された街に、主人公がある目的のために潜入する。
マップに多数出現するゾンビたちを多彩な武器を駆使してなぎ倒す系です。
ストーリーが存在して、サブクエストや収集要素などが多く用意されています。
日中と夜で街の雰囲気が変わる
本作は日中と夜を切り替えが可能となっています。
日中は有象無象のゾンビたちをなぎ倒しながら進むもよし、無視して逃げるもよし。
しかし夜になると一転して、強力な特殊ゾンビが登場するため、隠れながらの進行を余儀なくされます。
日中の街中はゾンビゲームでありながら、ある種ほのぼのとした感じです。
日が落ちた夜は強敵から追われる、緊張感のある感じとなります。
この時間帯の切り替えが本作の大きな特徴です。
ホラー要素の程度について
ゲームのジャンル的には「ホラーサバイバル」に該当する本作。
大部分はゾンビをなぎ倒して進めるので、怖い感じはあまりありません。
しかし、一部の場所やシチュエーションではしっかりと怖い、ホラー要素があります。
特に内部が暗い建物を探索する時はBGMが不穏な感じとなり、ビックリさせられる系の脅かしもあり、ドキドキする時もありました。
ホラー系が比較的苦手な私でもクリアできましたので、よほど怖い系が苦手ではない限りは大丈夫かと思います。
結構グロイ
本作はCERO:Zで18才以上のみ対象ゲームです。
そのため血液表現や欠損表現が普通にあります。
苦手な場合はプレイをオススメしません。
セールや中古で買えば激安で楽しめます
発売から10年が経過しているため、セールや中古品で購入すれば1000円以下で楽しめます。
初めからDLCがセットになっているバージョンもセールなら、同じく1000円以下で入手可能。
ダイイングライトの良かった点
操作性良好で爽快感がある
本作の移動はパルクールを主体としています。
壁や屋根をパルクールアクションで素早く移動。
操作性も良好で、特にゲーム後半はスタミナを気にせずに走れるようになり、縦横無尽にオープンワールドを移動可能です。
また、ゲームがある程度進行すると引っ掛けフックが開放されます。
この引っ掛けを使用した移動が楽しく高い場所にも楽に移動でき、本当に爽快感がある移動が可能になります。

引っ掛けフックで移動中
武器の種類が豊富で楽しい
様々な武器をあり、それぞれに特徴のある攻撃モーションなどが用意されていて、自分好みの武器を探す楽しみもあります。
ネタ武器や特殊な効果のある武器も登場するので単調になりがちな、ゾンビとの闘いも飽きることなく続けられました。
電撃や炎の付与など、改造やカスタムも可能です。
レアリティもあり武器を高レアリティを求めての宝箱周回なども面白い。
無料DLCも結構あります
武器など、数々の有料DLCがある本作。
一部DLCは無料で入手可能です。
他のゲームとのコラボ武器や衣装などが現在も無料入手可能で、嬉しい限りです。
探索や目的地にたどり着くのが簡単
サーチを使用することで、付近にある物資や調べるポイントが表示されるので、かなり効率よく探索が出来ます。
さらにサーチでアイテムのグレードも分かるので大変に便利。
クエストを選択すると「次に行くべき地点がマーク」されるので、迷うことが少ないです。
目的地が見つからずクエストがなかなか進まないということが、ほぼありませんでした。
追加ストーリーDLCのザ・フォロイングも面白い
大型DLCであるザ・フォロイングは本編クリア後の物語となっています。
舞台は新たなマップが登場し、大きな特徴はバギーカーが登場しマップを自由に走行可能。
バギーカーは改造が可能で、ペイント変更や武器などの特殊装備も追加出来たりします。
ボリュームもそこそこあり、本編で登場しない武器などもあり、しっかりと楽しめる内容です。
ゲームをダウンロードで購入予定なら、このザ・フォロイングが初めからセットとなったエディションがオススメです。

フォロイングではバギーが登場
小ネタも豊富で探索が楽しい
他のゲームをオマージュした小ネタなども登場し、開発者の遊び心を感じることありました。
街中を探索すると、特にイベントはないが、「何かがあった」と感じる場面設定も多くあります。
特に目的もなく、荒廃した街をぶらぶらするだけでも、結構楽しめます。

室内には生活の後がある
ダイイングライトの微妙だった点
最終ボス戦にはガッカリ
ゲームの最大の見せ場である最終ボス戦にガッカリしました。
特殊なゾンビ系の敵など最強の敵をラスボスに期待したのですが、ガッカリでした。
詳しくはネタバレになるので書きませんが、戦闘システム的な面でひどかったです。
ファストトラベルがない
本作では大きく分けて2つのマップが登場します。
この2つのマップ間はファストトラベルが可能です。
しかし、マップ上ではファストトラベルがなく、徒歩移動が必要になります。
サイドクエストの時などで、マップの端まで移動が必要な際はかなりの時間が必要となります。
どこでも移動できるタイプのファストトラベルでなくてもいいので、マップ上の数か所にはファストトラベルできる仕様が良かった。
ストーリーは内容が薄いかも&キャラクター達が印象が薄い
個人的にはストーリーの内容が薄いのが気になりました。
それに伴いキャラクター達も特に印象に残ることなく、物語が進行したイメージ。
FPS視点という事もあり主人公の姿が見れないので、主人公自体のイメージもいまいち。
ストーリーも比較的短く、ひねりもなく、単調だと感じました。
ピッキングにイライラ
ダイイングライトでは武器やアイテムなどが箱の中に配置されています。
その箱を開けるためにはピッキングの作業が必要となります。
最初の内はピッキングも楽しかったです。しかし何度も繰り返すので、次第にイヤになってきました。
特に高レアリティのピッキングは難しく、なかなか成功しないことも多くイライラすることもありました。
アイテムの収集が楽しい本作ですが、必ずピッキング作業が必要なのが少し負担に感じました。

ピッキングが疲れる
ダイイングライトのレビュー&評価 まとめ
この記事では名作オープンワールド・ゾンビ・アクション・FPSのダイイングライト(Dying Light)のクリア後・レビュー&評価を記載しました。
発売から10年が経過した2025年に実際にプレイ→クリア後の率直な感想を記載。
名作と名高いゲームだけに、完成度が高く、クリアまで飽きることなく楽しめるゲームだと感じました。
パルクールアクションの爽快感と多彩な武器でゾンビをなぎ倒す楽しさは間違いないです。
反面、ストーリー面やキャラクター面では少し弱い感じを受けました。

今回の記事はこれにて終了です。ありがとうございました。