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ゲームレビュー記事

『Unto The End』をレビュー!デンジャラス帰宅ゲーム!

Unto The Endのキャッチ画像

今回のPCゲームレビューは『Unto The End』アントゥー・ジ・エンドです。

日本語対応しています。

 

おっさんのデンジャラス帰宅。

たへい
高難易度のリトライゲーだけど、達成感がないですね。

ポイント

この記事を読んでわかること。
Unto The End』の

  • ゲーム基本情報
  • オススメ度
  • プレイした人の感想
  • 世間の評価
  • ゲームの不満点
Unto The Endのプレイ画像1

雪山を行く主人公

個人的オススメ度4.5点(10点満点)

4.5点の理由

最高┃オススメ┃普通┃微妙┃ヤメテ

  • 強調してオススメするポイントが特にない。
  • グラフィックは悪くないが問題も。
  • とにかく戦闘が難しい。
  • ボニューム不足。
  • 達成感が味わえない。
  • 地味で単調なゲーム。
クリア時間目安3~5時間
クリア難易度普通~難しい
発売日2020年12月
開発元2 Ton Studios
発売元Big Sugar
ジャンル横スクロール・アクションゲーム
Xboxゲームパス対応状況2021年12月16日で終了しました。
Xboxゲームパスに追加された日       

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世間の評価と対応コンソール情報

Unto The Endのプレイ画像2

鍵が必要な扉を前に

ゲームの評価

Steamの評価

全てのレビュー→賛否両論(228件中65%好評)

Metacritic

メタスコア→62
ユーザースコア→4.7

たへい
世間の評価はまさに賛否両論ですね

Unto The EndはPC・PS4・Xbox one・switchにて発売されています。

ゲームの基本情報と特徴

Unto The Endのプレイ画像3

ゲームの開始 旅立ちのシーン

Unto The Endはオーソドックスな横スクロールアクションです。

Unto The Endは2D横スクロールアクションゲームです。

シングルプレイヤーでオンライン要素はありません。

手書きアートスタイルのグラフィックが特徴。BGMはなく、呼吸音や環境音のみとなっている。

ゲームの基本線は、「一人の戦士が自宅に帰るために、立ちはだかる敵を倒しながら洞窟と雪山を行く」です。

本作はストーリーはほぼありません。開始時とエンディング時に出発と帰宅を思わせるシーンがあるだけです。

会話シーンなどもないため、どこに出かけて、帰ってきたなど背景はすべて不明です。

たへい
公式サイトや販売サイトに「帰宅するために・・・」と書いているから分かっただけ。

ゲーム内では帰宅していると認識できる要素はエンディングのシーンぐらいだよ。

戦闘が本作のメインコンテンツ!

本作のメインコンテンツは戦闘です。

自宅を目指し真っ暗な洞窟と雪山を進みます。その過程で敵に襲われ戦闘になる。

残機制ではありません。やられるとチェックポイントからリトライ。

デスペナルティは一切ありません。

Unto The Endのプレイ画像5

松明の明かりが頼り

ステルス要素はありません。

戦闘時可能な動作は最初から最後まで変わらず

  • 上段攻撃
  • 下段攻撃
  • 上段防御
  • 下段防御
  • ジャンプ
  • ローリング
  • 体当たり
  • ダガー攻撃
  • しゃがむ

攻撃手段は剣。投擲としてダガー等があります。

たへい
必殺技・スキル・魔法は一切なし。地味な戦いが続くよ

本作の戦闘の特徴は攻撃・防御共に上段と下段があることです。

相手の攻撃が上段か下段かを瞬時に判断し、対応した防御をしなければならない。

この判断がかなり大変です。慣れないとあっという間にやられてしまいます。

また攻撃を普通に繰り出してもあっさり防御されます。

連続で防御を成功させるか、体当たりを成功させるなどして相手の態勢を崩し、その時に攻撃でやっとダメージを与えられる感じです。

たへい
レベルアップや強い武器など主人公が強くなる要素は一切なし。

プレイヤー自身がうまく操作するしかないよ。

Unto The Endのプレイ画像4

一応戦闘練習はできるのだが・・・

設定で戦闘速度が選択でき100%・75%・50%が選べます。

はっきりいってデフォルト(100%)の戦闘スピードでは難し過ぎてまったく勝てません。

100%と75%では敵の動きが早すぎて上段か下段かの判断ができず無理でした。

50%でやっとまともに戦える感じです。

50%のスピードでも、1体多数の戦いではかなり苦戦するレベルです。

適当に攻撃ボタン連打で勝てるゲームではありません。

たへい
個人的には戦闘自体が地味で単調なのに難易度が高く楽しくなかったよ

戦闘以外の要素

ステージには罠があったりしますがパズル要素はありません。

一度罠にかかったら次は簡単に回避できる程度の罠ばかり。

一本道ではありませんが、迷路というほど複雑な構造ではありません。

洞窟内が暗いことで多少分かりにくいですが、冷静に進んで行けば迷うことは少ない印象です。

Unto The Endのプレイ画像6

焚火では回復や鎧作成が可能

ステージ上にはアイテムが落ちています。

アイテムは焚火(休憩場所)で回復や鎧の作成に使用したり、敵にプレゼントすることで戦闘を回避したり、物々交換ができたりする。

 

本作では回復や鎧作成要素はオマケ程度であまり重要ではないと感じます。

回復はわざと穴に落ちるなどしてチェックポイントからリトライすれば全回復で再開です。

鎧は作成してもビジュアル変化もなく、数値でどの程度防御力が上がるなどの表示もないため非常に分かりにくい印象です。(防御力は上昇するとは思います)

 

アイテムを敵にプレゼントする要素は会話ができないのでジェスチャーで雰囲気を感じるしかない。

交渉成功の条件が分かりずらくて最後までよく分からなかったです。

途中からプレゼントをやめて普通に戦ってました。

たへい
いずれの要素も中途半端で、なくてもいいと思ってしまったよ

Unto The Endの不満点

Unto The Endのプレイ画像7

ステージには罠が点在する

剣と松明をすぐに落とす

本作の主人公は屈強な戦士のはずなのに不器用です。

敵からダメージを受けると剣を落とし、剣を振ると松明を落とし、ローリング中壁にあたると剣を落とし、ダガーを投げると松明を落とします。

とにかく持っている物をすぐ落とします。

本作ではパンチはできませんので剣は必須です。洞窟内は真っ暗ですので松明は必須です。

落とした都度拾わなくてはならず、大変ストレスです。

戦士なら剣はしっかり握っておけと心底思います。

(中盤あたりで剣を落とさなくなるアイテムが入手可能ですが、隠れた場所に落ちているので発見してない人もいると思う)

ボスを倒してもご褒美がない

ボスを倒しても特別なアイテムが手に入らないので達成感がないです。

ボスがドロップするアイテムが普通に落ちているアイテムと同じでガッカリします。

またレベルの概念のないので大量経験値が貰えるわけでもない。

ハッキリ言って、苦労してボスを倒してご褒美がないのでやる気が失せました。

キャラクター表示が小さい

本作はキャプチャ画像を見てもらうと分かると思いますが、キャラクター表示が小さい

もう少しキャラに近づいたカメラワークなら良いのですが、すべてが小さく表示されるので不満です。

アイテムが落ちている場所も暗い洞窟中でしかも小さいので大変判別し難い。見つけ難くく大変でした。

ボリューム不足

ボリューム不足です。3~5時間でクリアできます。

戦闘速度を100%にすれば敵に勝てずにクリアまでの時間はもっと掛かります。

しかしそれは内容がボリュームアップしたわけではないので・・・・。

ゲームの内容は少なく、やり込み要素もないので2週目をプレイする理由も薄いと思います。

戦闘中に不規則にズームとズームアウトを繰り返す

戦闘中に勝手にズームしたりズームアウトしたりするので凄く見づらい。

どういう法則なのか分からないが戦闘中にキャラクターのサイズが不規則に変わるのでストレスです。

視認性が悪い、真っ暗なステージの時間が長すぎる

コレは好みの問題かもしれませんが、真っ暗で松明がないと進めないステージの割合が高すぎだと感じました。

スタート後すぐに暗い洞窟→少し雪山→また暗い洞窟。

視認性の悪いステージで戦闘の繰り返し、途中からイヤになってきました。

Unto The Endプレイ後の感想&まとめ

Unto The Endのプレイ画像8

Unto The End』アントゥー・ジ・エンドのプレイ後の素直な感想

たへい
不満点はたくさんあるが、良かった所は特にない。

クソゲーではないが、平均点は低いですね。

グラフィックが気に入ったなら一度プレイしてみるのも良いかも。

戦闘速度で調整できるとはいえ、高難易度なゲーム。全体的にストレスの溜まる要素が少なからずある。

ボリュームが少ない。内容不足が否めない。

こんな方におすすめ

高難易度のアクションゲームに挑戦したい方。

グラフィックを見て気に入った方。

普段のゲームレビューではゲームの良かった所も記載するのですが、本作は残念ながら特別良かったと思う要素がなかったです。

そのため本作をおすすめしたい条件は強いて言うならという感じ。

  • 戦闘速度100%でプレイすれば、高難易度が実感できる。やり応えを感じたい人向け
  • グラフィックを見て気に入ったなら、一度プレイして雰囲気を体感して欲しい。

こんな方にはおすすめしません

アクションゲームが苦手な方。

暗い雰囲気のゲームが苦手な方。

ハッキリ言って高難易度ゲームが好きな人か、本作の雰囲気が気に入った人以外にはおすすめしないです。

特にアクションゲームが苦手な場合や、暗い雰囲気のゲームが苦手な場合はプレイはやめておきましょう。

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今回のレビューはこれにて終了です。ありがとうございました。

たへい
戦闘がメインのゲームですが、その戦闘が苦痛でした。

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